絵本で日本語 教えてます

外国人や外国にルーツのある子どもに日本語を教えるための 教材としての絵本紹介

「うるさいぞ…」五味太郎

[文型]---

www.fukuinkan.co.jp

こどものとも年少版2022年2月


ひらがなを一通り教えたら読む絵本です。
文の意味はわからなくても、絵とこちらの動作で「作っている」などはわかりますし、わからなくても問題はありません。
「わあ わあ わあ」だけでも、読める言葉があるのはうれしいようです。
まわりをなにかが飛んでいることは誰もが経験あるようで(その煩わしさも経験済み)、なにが飛んでいるか、母語などで当てようとしてきます。しかし今のところ、誰も、飛んでいる"それ"を当てた子はいません。ラストは小さな子ほど目を丸くして驚きます。年齢が上がるとシュールさに若干引き気味の様子なので、低学年の子に向いているようです。