絵本で日本語 教えてます

外国人や外国にルーツのある子どもに日本語を教えるための 教材としての絵本紹介

「はかせのふしぎなプール」中村至男

 

 

なんでも物が大きくなるプールを発明した博士と助手のやりとりが楽しい絵本。
見開き1ページに一部だけ水から出た部分が見え、次のページの見開きに、水を抜いて全貌があらわになった物があります。
子どもたちは当ててやろうと喜んで読みます。
当たるととってもうれしい模様。

 

文型としては、イ形容詞の活用「大きく」と、変化の「なる」を教えることが出来ます。「大きくなる」は、子どもたちにとってはわかりやすい文型のようですね。
て形もよく出てくるので、外国語学習者にはて形終了後に、JSL児童には「大きくなる」を教える時に使うといいと思います。