絵本で日本語 教えてます

外国人や外国にルーツのある子どもに日本語を教えるための 教材としての絵本紹介

「オニとワニ はるなつあきふゆ はいくえほん」文・ねじめ正一 絵・飯野和好

www.fukuinkan.co.jp

こどものとも」2023年1月号。

 

日本の行事を題材とした俳句が1月のお正月から始まって12ヶ月分、見開きで展開され、日本文化の説明の導入にもぴったりです。
オニとワニ、という言葉も口にして楽しいようです(途中ででてくるウニとカニも!)。
ちょっと強面のオニとワニの絵もインパクトがあり、またそんな二人のユーモラスな様子が楽しい絵本です。

ひらがなが読めるようになったら、一人で読ませてみます。
575のリズムは読みやすく、パッと見て文字数が少ないのもわかるからか気持ちのハードルが下がるようで、他の絵本だと「先生が先に読んで」と言うような自信があまりないような子でもチャレンジします。そして、一冊を一人で読み終えることは大きな自信になります。