絵本で日本語 教えてます

外国人や外国にルーツのある子どもに日本語を教えるための 教材としての絵本紹介

「ゆめちゃんのハロウィーン」高林麻里

[行事]ハロウィン

 

 

10月、運動会も終わった頃に読みます。
ニューヨークに引っ越したゆめちゃんの、はじめて参加するハロウィーンの模様が描かれています。
準備の楽しさ、当日のみんなの仮装っぷり、いろんな人種、いろんな家、そして寝床について思い返すゆめちゃん。
サラダの仮装ってどんな!?と盛り上がったり、自分が仮装するならなにになりたいか考えたり。ハロウィンパーティーに参加したことのない子は興味津々に、参加したことのある子や、母国での思い出がある子などはその話をしてくれます。
2年生はちょうど、国語で「作り方」の書き方(材料と道具・まず・つぎに・最後に)を習う時期なので、ジャック・オー・ランタンの作り方を、物語文から作り方の文章に書き換えることをしました。
「くりぬく」が、感覚的にわかる子と、そうでない子がいるので、実際になにか粘土などをくりぬけると、もっといいかもしれません。