絵本で日本語 教えてます

外国人や外国にルーツのある子どもに日本語を教えるための 教材としての絵本紹介

「くらべるえほん たべもの」ちかつたけお

 

左右のイラストの、なにがどう違うかをくらべる絵本。


キャベツとレタスから始まって、縦に切ったものと横に切ったもの、入っている中身がちがうたいやき、できたてと時間がたったもの…など、ただ形が似ているだけの比較ではないところがおもしろいです。
(天ぷらとフライは私もわかりませんでした!)

 

文字はとても少ないので、単語カードをやって、イ形容詞を少し学んだらもう読めます。
単語カードを机にひろげておいて、答えとなるカードを探させるのもゲーム性があって盛り上がります。

JSL児童生徒には算数の比較の入り口としても使えます。なんとなく使っている比較の言葉を整理し、意識させ、書き言葉に落とし込みます。