絵本で日本語 教えてます

外国人や外国にルーツのある子どもに日本語を教えるための 教材としての絵本紹介

「怪物園」junaida

 

ハロウィンの季節になると、おばけの本をたくさん読みます。
こどもはちょっと怖い話が大好き。


この本は、junaida氏の描くうつくしくおそろしい怪物たちがたくさん出てきます。「かいぶつ」という言葉は知らなくても、「モンスター」という言葉を知っている子は多いので、すんなり世界に入れます。物語の中の、こどもの空想遊びとむすびついていくところは、少しむずかしいようですが、それよりも、怪物たちと、怪物園に心が奪われてしまうようです。


読んだあと、どの怪物がいちばん怖いかを選んだり、怪物たちがどのくらいの大きさか校舎と比べてみたり、いちばん小さい怪物を探してみたりと、子どもたちは、何度も何度もページを繰ります。

現在、東京都の立川にあるミュージアム「PLAY!」でjunaida初の美術館での展覧会「IMAGINARIUM」が開催されています。

怪物園の巨大アニメーションもあります。1月15日まで。

 

play2020.jp