絵本で日本語 教えてます

外国人や外国にルーツのある子どもに日本語を教えるための 教材としての絵本紹介

「ふりかけのかぜ」ねじめ正一

[文型]て形 オノマトペ(食事)

こどものとも年少版2022年11月号


ふりかけの風が吹く季節になると、おすもうさんたちが炊飯器をかついでやってくる、という楽しい絵本。
「ふいて」「ふって」「もって」「まって」が繰り返されます。

もぐもぐ、もりもり、など、日本語学習者が苦手とするオノマトペもあります。
外国にから来た子どもは、力士の絵が大好き。格好と体格が面白いらしく、たいてい爆笑しています。
お米が主食の国の子どもで、日本に来て、「のりたま」が好きになったという子もいました。
JSL児童生徒には、日本にはいろいろ面白いふりかけがあるので、スーパーで見て来て、どんなふりかけがあったか、先生に教えてね、と宿題に出すこともあります。