絵本で日本語 教えてます

外国人や外国にルーツのある子どもに日本語を教えるための 教材としての絵本紹介

「オトシブミのふむふむくん」おのりえん

www.fukuinkan.co.jp

こどものとも2022年2月号

 

毎月最初の授業で読みます。
3月から始まって、3月に終わる、一年間を描いた絵本です。

 

オトシブミという虫同士の往復書簡として構成され、毎月1ページ、日本の暮らしに基づいたいろんな虫と幼虫たちの暮らしが描かれています。その姿がとてもユーモラスでたのしい絵本ですが、虫が大嫌いな子にはちょっと直視できないほど、秋山あゆ子さんが美しくリアルに描いた虫が一面にたくさん出てきます。
どこかにふみふみちゃんかふむふむくんが描かれているのでそれを探すのも楽しいようです。

 

1年間を通して少しずつ読み進めていく本は、毎月の成長が見て取れるのでいっしょに読んでいて楽しいですし、「お花見した?」とか「このまえ台風あったね」とか「まめまきしたことあるよ」とか、その季節の事柄についた会話も出来るのでおすすめです。