絵本で日本語 教えてます

外国人や外国にルーツのある子どもに日本語を教えるための 教材としての絵本紹介

「とこちゃんはどこ」松岡享子

[文型]~はどこですか ここです

こどものにほんご3課 みんなの日本語3課

子どもが大好きな探し絵絵本です。
指示詞を用いてすぐにどこかに行ってしまう"とこちゃん"を探します。
「とこちゃん」という言葉の響きも口にして楽しいようです。
「とこちゃんはどこですか」と聞き、探してもらいます。
「ここですね」と確認します。
イ形容詞導入後なら、「赤い帽子」など、特徴を確認させます。
もう少し話せる子には、「なにの前にいますか?」と聞きます。
話すことに長けたJSL児童生徒でも、「たいやき屋」や「八百屋」など、知らない場合が多いので、都度説明をします。
冒頭部分が少し長いので、時間や理解度により、簡単な説明だけして省いてしまっても良いかもしれません。